小学校での支援活動を終えた私たちは、或る場所を目指しました
そこは、亘理町(わたりちょう)から東の海沿いの地域、大学時代の同級生が住職を務めるお寺がある地域なのですが、残念ながら深刻な津波被害を受けた地域でもあります
同級生仲間をはじめ、大勢の仲間がこの2週間あまりの間、瓦礫撤去作業を続けていることを同じ宮城県内の友人から聞きつけ、お見舞いに伺いました
住宅街の中を走っていくと、突然視界が変わり、一面が泥と瓦礫の世界になりました
その中にぽつんぽつんと取り残されたように壊れかけた建物がたっている…そこにお寺はありました



建物が傾がんでしまい、一部が倒壊している境内の前庭部だけがキレイに泥が避けられた場所に辿り着きました
彼は津波発生時は家族共々避難所に逃れましたが、現在は親戚のお宅にお世話になりながら連日片付け作業を続けているそうです
今後のことまでは現時点では考えられない…それでも今出来ることをするしかない…と
周囲の家は全て倒壊している中で孤軍奮闘している彼の姿は、たとえどんな形でもお寺を存続していく静かな強さを見せてくれました


その彼がひとつ教えてくれました
先日、宮城県にスコップを20本支援物資として送ったのですが、彼のお寺の瓦礫撤去作業のために支給された物資としてその内の5本が届いたそうです
物資に貼られた送り状に記載された送り主で私の名前を確認したそうです
誰かの役に立てればいいなぁ…と願い送ったものが一番素敵な結果を導いてくれました
泣きそうになりました
たまたまなんでしょうが、それでも思いと行動を続けることの意義がそこにありました
これからもその歩みを続けていく、そのことの大切さに出会えたように感じています
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